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思考社

いんふるえんす我丞の情報発信基地。

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2025/04/28 (Mon)

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そのたび

2006/11/10 (Fri)


僕の目の前にいる、
髪が長かったり、
眼鏡をしていたり、
猫背だったり、
眠かったりする、
“君”へ。


心が折れそうになるその度に
君は還るんだね

僕はもう戻れないんだ
だから記憶が閉ざされていく

心ままならない君のために

還るといいよ
還れる場所があるって素敵だもの

そしてしばらくしたら
今度は帰ってきてほしいよ

僕はわがままで欲深だから
ありのままの君だけを求めはしないけれど

歓迎するよ
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形づくる物

2006/11/04 (Sat)

 形をあらわしたい時、それはなかなか簡単にできる事ではない。けれど、きっかけは時折ある。形そこまでにはとことんの努力が要るし、条件も必要。助力も必要。そうすると全てを完璧にする事は無理だ。

 そう、どこぞの宗教じゃないが、今の俺に完璧は無理だ。完璧は。

 けれど、やれば、必要な場所までは行ける事を知る事ができる。それは自分が望む場所で、手に入れられる可能性がある。




2006/10/23 (Mon)


君が幸せになってくれれば、
僕はそれでいい。

君に幸せを知ってもらえれば、
僕はそれでいい。

君を幸せが取り巻いていれば、
僕はそれでいい。

君へ幸せが伝われば、
僕はそれでいい。


一線

2006/10/20 (Fri)

 最近よく、二次元とリアルがごっちゃになっているという人間が話題になる。紙とインクで出来た美人だろうと画面に映った王子様だろうと、恋の対象には申し分ない。その人が思うなら彼ないしは彼女はそこにいるのだろう。


 二次元とリアルの事で言うなら、空想と現実との取り違えをしている人間、その線引きが出来ないで居る人間の方がよっぽど危険なんじゃないかと思う。
 例えば、漫画の主人公に恋をするのは君と君の中の想念にしか迷惑がかからないけれど、漫画のサブキャラが他のサブキャラとCPを成立する事ができたからって、それは現実において君と他の誰かが幸せになれるって事じゃない。
 使えない理論を持って戦う人間ほど、他の人間からズレまくりで、いろんな人に迷惑をかけて、一人マイノリティの自覚に擦れながら生きている。そう、例えば俺とか。

 空想の中で通用する事はリアルには通用しない。ファンタジーの中での概念はその国でしか通用しない。それは確かだ。
 けれど、物語の中で起こりえたことは、現実にならないとは限らない。特に心の動きや、遺志の持ちようなんか。これもまた、一種の事実として留めておいてもらいたい。

 何故なら、虚構は人間から生まれた物だから。

カメラの思考

2006/10/16 (Mon)

 俺には、どうにもプリクラを頻繁に撮る人間の気持ちがわからない。たぶん行動原理は仲間意識の確認あたりなんだと思うんだけど、本人達がそれを意識しているとは思えないし。だが兎に角、彼女らや彼らや彼カノらはあの生命を持たない眼に晒されたがっている。

 ところが。ある特定条件の下ではこれがひょいと覆されてしまうらしい。何だと思う?これが不思議な事にね、同じ機械眼のもとで起こる現象なんだよ。

 その現象を起こすのには二つのファクターが必要だ。
 まず一つ、機械眼の向こうにシャッターチャンスを窺う人間が存在する事。もちろんそのカメラは盗撮や監視カメラなんかではないから羞恥心など持つ必要は無いし、君に害を及ぼすようなもんでもないから警戒なんてしなくていい。その代わりに、君は誰かに意思を含んだ眼差しで見られている、唯それだけ。
 何故コレが被写体において笑いを誘発するのかは、目下のところ思索中。自分では十分な被検体になりえないから時間がかかるかもなぁ。

 んじゃ二つ目、無防備な状態であるという事。ほら、プリクラや集合写真に収まる時って大概「はい、チーズ」ってやるだろう構えたりよそ行きの笑顔してみたり。あれ、ナシで。君の知らない間にパシャッと。カシャカシャっと。はいお終い。ビバ不意打ち。
 ってな具合にとった場合。この時撮られている君は何ともくすぐったそうな笑い方をしているんだ。作り笑いなんかじゃなくてね。“フィルムに残る自分は意のままの、外向けの自分ではない”という感情が居心地の均衡を崩しているのかもしれない。

 撮る側と撮られる側、どちらにも共通するのは、互いに何も要求していないということだ。カメラマンは偽造された笑みを要求しないし、被写体は綺麗に撮ってほしいという激烈な要求を持たない。


 そこはかとなく美しいものを求める心はある、けど無理強いはしない。

 出来るなら素の自分を撮ってほしい、けどこころもち恥ずかしい。


 微笑ましいような光景が、一瞬の光に焼き付けられる。双方の遠慮と深慮と思惑が控え目にその空間に浮かぶからこそ、良い写真が出来上がるのかもしれない。

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我丞
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セクマイ道7年生くらい?
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