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思考社

いんふるえんす我丞の情報発信基地。

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2025/04/27 (Sun)

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歌う機械  ボーカロイド

2008/03/06 (Thu)


恋心ってさぁ、ちょっと強引なのに弱いのな。
「ニコニコにしてあげる」
さらに「だからちょっと覚悟してろよな♪」
とか言われるともう、ねぇ。

どぎゅうううううん、ってなっちゃうよKAITO。

そう、乙女心も漢魂も大和魂も不安定な俺がちょっとばかり熱を上げているのは決して日当たりが良すぎるせいではない。

3歩譲ってそうだとしても、
リアルにも2次元にも踏みとどまれず、堕ちた先がボーカロイドのお兄さんだったなんて

・・・まぁ、別に言ってもいいか。


そんなわけで、今日のニコニコ動画の履歴が兄さんブルー一色に染まったという。或る意味快挙。

ついでに、『カンタレラ』にもはまりました。
非常に艶っぽい曲ですが、中毒性があり、そう、劇薬ですな。


※ここからは少し真面目※
『カンタレラ』はもともとmuzie、プレ王で個人が創作および発表した楽曲で、原曲では、めらみぽっぷさんが歌っている。

で、それをKAITOとミクが歌ったところから桁違いに再生数がUPしているのさ。カンタレラという毒薬の元ネタがチェーザレボルジアのストーリーからきていて、兄と妹の関係がちょうどカイトとミクの位置づけとかぶるので、PVやイラスト化するのにぴったりだったようで。(俺調べ)

要するにいろいろな方の愛あふれるキャラクター戦略が炸裂した結果、鳥インフル並みのスピードで普及してるわけですが、
私の耳が悪いのかなんなのか、カイトへの愛が足りないせいなのか、
いまいち、起爆剤聞いても感激できない。

何故、人間が歌って「これは良い」と思えるものをボーカロイドに歌わせるのだろう。楽曲としての質がガタッと落ちるのに。そして、何故そこから人気が大発展するのだろう。

と、KAITO兄さんの一ファンとしては限りなく不純な事を考えてしまうのである。

現実に存在する誰かではなく、好き勝手できるイメージが付随するから普及する。対象となる人間が増える、相乗効果としてのキャラクター、など、ボーカロイドが歌う事のメリットは諸説考えられるのだが、
それにしても、納得いかない。

何故、人間は機械になんでもやってもらおうとするんだ?
人間がやったほうがあからさまにいいこともあるだろう。

しかも、歌って芸術の領域だろ。どう考えてもアルゴリズムには向かない。機械だと絶対の再現率はあるかもしれないけど、結局のところ声の揺れ方とか伸びなんかは人間を真似ているんだよ。
現にそういう声の波を上手く調節出来てるものが良曲とされているしな。
機械は人間を超越する方向性をたどっていない。
人間以下でも以上でもなく、ジャスト人間。

そう、彼らは人間を真似るように指向されている。
他ならぬ人間の手によって。
それなら何故、人間は自分を目指すものを作るのか。
何故。




・・・そんなことを考えていたら、いろんなところでカンタレラ聞きすぎてカンタレラ中毒ですよ。
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疑者の欺瞞と祝福の話

2008/02/21 (Thu)

 名義上、いとこにあたる人の結婚式に参加してきた。
 最近の結婚式なんてとんと行ったことがないものだからなぁ、その発展ぶりにはおどろかされたよ。親族、近しい人だけを呼んで、人生に(上手くいけば)一度のイベントを素敵なものに、記念として、記録し、分かち合う。
 ああ、昔のように一族郎党友人知人職場の上司まで呼びつけるものではないのだ、と、小さくなっていくグループ単位を実感したものだ。


 さて、この度結婚なさった方は、俺の血縁とはいえ、従兄とはいえ、今まで会ったことが数回あるかなきか、という人だ。
冷静にその場の観察をしようとしていたんだが、それでも、場の効力というのはすごいものでな。二人の人間が共に新しい人生のスタートラインを踏み、そしてそれを集まったものがよろこび、また祝福しようとしているのがよくわかるものだった。

 今、俺が住んでいる国ではたしか女は16、男は18から結婚が許されている。
 精神年齢が遥か斜め上をゆく俺様はもとより、知人友人の多くがやはり結婚可能な年齢にあって、もう数年もすれば結婚式ラッシュで年賀状に「結婚しました」の文字が躍ることになるのかも知れない。


幸せな新婚さん達を見ていて、ふと、思ったのさ。
俺は笑って、花嫁、花婿を祝福できるのかとね。


 誰かを祝福するのに必要なのは、たぶん、距離と、ほんとうに大切である事だけを思うことだろう。たとえば心の中に抑圧された恨みや執着があっては、祝福すべき対象を信じて、その人の未来がその人の手の中にあるようにと祈ることは出来ない。トランス状態だとか、無我の境地だとか言う言葉があるが、要するに祝福だとか、祈りの類に邪念は無要なのだろう。

 要らないもの、ということに関して言うなら、適切以上の距離も必要ないのかもしれないね。時に双方を滅ぼしてしまう近さなど、君子危うきに近寄らずで、それこそKEEP OUTなのだろうよ。どうせ人間など、傷ついたりささくれたりしてしまうような痕しか残さない生物だからねぇ。

 そうしてみると不思議なものじゃないか、結婚というのは。 
 ずーっと一緒にいる事に、傷つく以上の何があるというんだい?
 まるで傷つく事と、傷を治す過程と、再生する何かに意味を求めてるようだ。


 さてはて、ここからは俺の事だ。
 理解に悩む前に、精神の危機は回避するといいぜ。

 信じる、という人間がなせる基本的な対人関係がおぼつかないゆえに、今の俺には誰かを祝福することは難しい。物を思うときにはどこか、疑問を根底に持ち、人を思うときには不安と疑念に駆られる、そしてそのゆえに、懐疑を持って世界を問おうとする。俺の本質がそのあたりにある事はうれしいのだが、こんなにぐらぐらと揺れる存在では、まぁ到底他者の、それも未来など安定して考えることはかなわんだろうな、と、わらってしまう。

 もちろん、めでたい事なんだし、よろこばしい事なんだし、彼らが幸せなんだから、それで良いのだろうさ。笑ってそこに居るのが彼らの望む唯一の在り方なのだろう。きっとそれを全てが私に望むのだろう。
 呼ばれたものには行くしかない、のか。それとも、逃げても良いのだろうか。
 


まだ暫くの猶予はあるのだろうけれど、来るべきその時ぐらい、覚悟しておいたほうがよろしいのかな。

なまぬるい二人組みについて

2008/02/16 (Sat)

えー、なんのかんのと準備するのが面倒になったので
Lamentoネタバレトークをここでしてしまおうかと思います。

プレイしながら書き溜めた分+終わってからの感想(非子供向け)
ですので、続きを読むにしまっておきます。

積雪二号

2008/02/04 (Mon)

東京、ふたたびの積雪。都心にお住まいの皆様、地元、遠方の方、いかがおすごしですか?


俺は今日、ようやく、でろんでろんに伸びきったテスト期間を終えて一息つくことが出来ました。雪の上で。
いえ、正確には、雪の上についたのは顔面ですね。主に鼻から下。

だって普通“主人公は雪の上に倒れ伏した!”っつったら前のめりに行くでしょう?ね?
だからたった10センチの雪を盲信して、後ろから押してもらったんですよ。



まさかこれで人生初の鼻血が出るとは。



ね、びっくり。

切実にあと10センチは積雪ほしかった。



あ、何々?つつぅーと垂れた時点で鼻血と認定?
・・・・・・じゃあ未遂だな。よし。



そんなきせつ

2008/01/27 (Sun)

「量り、ある?」と聞きにきた、かわいい年頃の女の子が居る。さすがに、俺も計量計は持ってない。すると今度はバニラエッセンスを求めてきた。まぁ、それは持ってる。
「それは、あるよ」と答えると、うれしそうに借りていった。


この季節、そろそろアレが店頭に出回る頃である。
近くの黄色い看板の店を見に行ったら、俺の大好きな酒入りのやつが沢山積んであった。が、自分のために買うのだなどと悟られないために、プレゼント仕様にしてもらう。

ショッキングピンクの紙袋が黒い皮手袋に、どう見ても不釣合いに下がってぷらぷらとしている。
ああ、似合わねぇ。

そんなことを考えながら、すいた腹をなだめすかして大股に歩く。
安くなっても100円はするドーナッツを買い求めに並ぶ列をかいくぐり、なかなか変わらない横断歩道を迂回しながら、これほんとにどうしよう、と悶々としながら愛車へ向かう。

するとそこでは、紺色の変形ボディが凛々しい我が自転車が、悲しいかな、他の自転車にからまれていた。何たることだ。
「こら、そこの、てめぇだっ、愛美号Ⅱから離れなさいっ」
と、意外と狭い心の中で叫んで無礼な銀色の自転車から奪取する。
これだからデパートの駐輪場は嫌なのである。



こんな日常にチョコレートが、あたかも神の領域から人間世界に突入してきたキリストの如く侵入してくることは、まず、あるまい。


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我丞
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非公開
職業:
人の話きく人
自己紹介:
人間27年生。
セクマイ道7年生くらい?
心理臨床とセクマイと発達凸凹を応援するよ!

ここにあることばと存在が、私のプロダクト。
見て、わからないことは聞いて。

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