静音

ずっと頭の中を離れない計算式

解けずに苦しむ難問

流れすぎて混迷する歌


うるさい。頭の中を駆け続ける、ノイズ。



返して、返して。

自転車で耳元を切る風を

存外に力強い私の鼓動も


奪ったのは、自分で、自分。



雨上がりに訪れる、静音。

もどかしくて、狂おしい、私の居場所。

しらず いく

赤い火の中　人は死んだ
吹きすさぶ風の中　人は死んだ

人は死んだ　死んだ　死んだ死んだ死んだしんだ
死んだ

四方を火に囲まれ
寄せ集められるようにして
焼かれた人の
揚げる
ひびき

雨のように
降ったという爆弾
身の震う
ざあざあという音

火のふるあとに
火の粉のふり注ぐ
橋の上
燃える屋根

音超ゆ　おと
戦場はなく
殺戮の炎もゆる
音無き


朝焼く　そら
静止した黒に埋む　大地
人は　人は　ひとは




人は今　生く
忘れ　生く
わすられず生く

しらず　行き
それでも　息く

朝

僕に朝が来るなら　君にあげよう

君が　二つの楽しい一日を抱えて

笑っている姿が見たいから

雪那囲

闇になった身体が積雪で漂白

降り積もる雪を尻目に散華する

心底から溢れ出る赤が撤回する雪

晒されて酷く凍る血の気の無い指先

瞳に映る銀世界は靴先で蹴散らされて

貸切の運動場に吸い込まれる独りの足音

芯から冷やされ脊椎が痛むような気のする

午前八時の幻の時報で眼を覚ます雪原の只中

白い拘束服を纏って雑音無く埋もれ続けたなら


永久凍土に夢を見る数千の眠りのように

私を包む静かな刻限が聞こえる

無題

ミッキュンミッキュン、ヨルヨルソタヤミシトヒセヲルヘミキンダ
ツキザヤエサヤヲガヤムトコカヘウホルゴベチニチニソ
ヨフセユオマニダメベキザナエセヒッホルヌウ

ヨヨシミノソ
ヨヨアナフゾルハソ
バンヨルハアサガ
キナブシミカブシ
２０ムデンゴソラガレサワオリム
ヨフアミキハルセヌツモフシ
テダエハミセベヨノキセルガラウモフミコヨヨノグコニコハミガノフシ

ゾキョフベヌ
ヨオモアナリチマダキセ
マタル、ミッヨルコ、マタル
ヨオモアナリチマダキセ
サヤキミラネアテナコハル




あまりに酷い有り様なので、某言語に変換しました。
･････････そしたら無性に笑えた。