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2025/04/27 (Sun)

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境界線

2009/05/27 (Wed)

境界線を引いたことはあるかい?

あの、大人と子供の間に都合よく引いたり、
世界と自分を区切るために置いたり、
誰かと誰かの見えない縁の間に描くやつさ。

もし君が子供のころにチョークでコンクリを線だらけにした事があるなら、その感覚を思い出してくれ。
君の足もとに引かれた無数の線、そいつを踏まないように、ここのマスには入らないようにと気をつけて道の向こう側に渡る。そんな遊びがあったとしよう。

当然、線が増えれば通り過ぎるのは難しくなる。
身動きが取れなくなり、一歩間違えればデッドゾーンに突っ込んで、子供なりに決めた絶対ルールを犯してしまう。
・・・・・・さて、
遊びは一旦そこで収束しなくてはならない。
だってほら、ルールは破っちゃいけないんだよ?
ルールを破ったらどうするんだっけ?

と、そこで大抵の子供は、自分がルールを破った事を合理化する。
特別な場合だと言ってみたり、ルールは今変わったと言ってみたり。
不思議な事に、そこに「ルールを破ったら罰がある」という、
大人の常套句はめったに見られないんだな。

話は、原点に戻る。
線を引いて分けるという行為は、左と右へ、上と下へ、多数と少数へ、正しさと不正解に物事を振り分ける。
そうして区切られた世界には、どうしてだか一方には賞があり、一方には罰がある。
そして私は、グレイゾーンは、認められない傾向があると感じている。

人はいつの間に、2元論で物を語れるようになるのだろう。
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