忍者ブログ

思考社

いんふるえんす我丞の情報発信基地。

[318]  [317]  [316]  [315]  [314]  [313]  [312]  [311]  [310]  [309]  [308

[PR]

2025/04/27 (Sun)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

音のない言葉

2009/08/17 (Mon)

世の中には、
音をもっている言葉と、
音のない言葉がある。
と思う。

“音のない言葉”

音がないというのは、別に読めないってことじゃぁない。
日本語として発語することは出来るし、もちろん音読しようとしたら、そいつは可能だ。しかし、

その一文を見た時、まず言葉の意味が心に落ちる。


コミュニケーションのために生まれた言葉は、思考のための言葉でもある。
しかし、同じ言葉。
ならば、この感覚の差はなにゆえ?

とかまぁ、メモ帳使ってぐにょぐにょ考えはじめてしまった
夏の午後。



気になる方は以下からどぞ。
http://d.hatena.ne.jp/yasuswan

以前、自分のブログを気まぐれで読み返してみた。
自分どんな文章書いとんのや、と。

そしたら、詩でも普通の文でも、音が感じられなかった。
音読じゃなくて、読書のための文章。
意味で直感するための文章。

それはそれでいいんだけどさ、でも、
いろんな人に読んでほしい、書いてあることをわかってほしい
と思ったら、まず
『読みたい』文章である必要があるんじゃないかと
思ったのね。


で、今日この人の文章見て、音が感じられなかった。
少なくとも、これは音読するもんじゃねぇなと思った。

音がないのは、なにも悪い事じゃない。
つかむしろ、音がないってことは、言葉の意味そのものを捉えてるってことになると思う。
この人の感覚がとてもクリアで、しかも頭の中で整理された言葉にぴったり結びついてるんだと思う。

すごいなぁって思う。
今の私は、中途半端に音を失った言葉を放つ。
できたら、音のある言葉を、失いたくないと思うから。
だから時々、音のある言葉を簡単に放つ人が羨ましくなる。
でもやっぱり、無音の世界に生きる人も、かっこいいと思う。
そっちの方、が私の性にあってるとも、思う。
PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

夕暮れリウム-4- HOME 夕暮れリウム-3-

ブログ内検索

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

HN:
我丞
性別:
非公開
職業:
人の話きく人
自己紹介:
人間27年生。
セクマイ道7年生くらい?
心理臨床とセクマイと発達凸凹を応援するよ!

ここにあることばと存在が、私のプロダクト。
見て、わからないことは聞いて。

無題(返信済)
(10/11)
もんもんもん(返信済)
(10/18)
(12/13)
(09/08)
(09/08)

Tamariba

Twitter

 



忍者ブログ [PR]
template by repe