思考社
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もい的せくそろじー
大学の授業でセクソロジーとってました。
レポートに出したやつですupします。
(先生なんで手書きなのに字数カウント取れって・・・右手の越権行為だorz)
6:結婚・共生について―共に生きるにはどのような考え方、完成、能力が求められるのか考察せよ
長らく日本では婚姻のシステムに家族拡大を求めてきた。夫婦間では経済的な絆、法的な絆、子供という絆(血縁)が2人の結束の柱として重視され、生まない女性、結婚しない女性に対して非常に失礼な数々の発言があった。
近年は経済的独立にともなう自由を望む女性が増加し、ライフコース選択において結婚・出産を望まない女性も一定数存在するようになった。では、現代人は何を求めて結婚・共生するのだろうか?また、その生活に必要なのは何だろうか?
新聞社による幾つかの調査では、結婚に経済的安定を求める声はいまだ根強い。一方で、様々な絆が無力化した現代において、情緒的な絆である「精神的連帯感」が求められている。経済的利益や損失、子育ての責任感に連帯を求めるのではなく、夫婦、カップルは精神的に支え合い理解し合うパートナーであれという考え方だ。私はこれを、精神における他者の受容であると考える。特に、家族の協働、夫婦で一緒に何かする時間が取りにくいライフスタイルでは、身体、空間を超えた精神の働きがパートナーシップの要になると言ってもよいだろう。
それと対をなすのが、身体感覚による受容である。授業では性的な絆として紹介されたが、重要なのは身体を相手に委ねられるか、また逆に無防備な相手を許容し包む事が出来るかだと考える。人によっては同じ空間にいるだけで充分かもしれないし、性よりもよりハードな痛みでなければ受け入れられたと感じられない人も居るだろう。身体感覚のスケールは人ごとに違うのだから、「性的な」と限定せず広い意味で「身体の」と表現するのが適当だと思う。性的な関係はもとより、嗅覚、味覚、聴覚など、相手を五感でとらえた時、自分がどのような感情を抱くのか。「○○だけど、そういうところが好ましい」「受け入れたい」という反応を出せるかどうか。身体の、無意識の反応による受容が必要な側面がある。
どちらにも、他者を受容する努力が求められる。ただし、努力の仕方を間違えてはいけない。従来は嫁が嫁ぎ先の環境に忍従する事で争いを避けてきたケースがほとんどだったが、それでは文化淘汰が生じるだけだ。受容は諦めではない。そもそも、太古の海で雌雄による生殖が主流になったのは、単性生殖による遺伝的な行き詰まりがあったからだ。2人分の遺伝子が受け継がれ新たな個性を持った人間が誕生するように、2つの文化の特徴を受け継いだ新たなその家独自の文化、家族の軸が誕生するのが理想である。
そのための具体的な方法として、お互いのことを知ろうとする事が挙げられる。相手がどんなふうに感じ、考えるのかをコミュニケーション能力を育てながら、共同作業や語らいの中で伝え合っていくのだ。この作業の中で成長した能力は、その後の人間関係全てに有効であろう。
レポートに出したやつですupします。
(先生なんで手書きなのに字数カウント取れって・・・右手の越権行為だorz)
6:結婚・共生について―共に生きるにはどのような考え方、完成、能力が求められるのか考察せよ
長らく日本では婚姻のシステムに家族拡大を求めてきた。夫婦間では経済的な絆、法的な絆、子供という絆(血縁)が2人の結束の柱として重視され、生まない女性、結婚しない女性に対して非常に失礼な数々の発言があった。
近年は経済的独立にともなう自由を望む女性が増加し、ライフコース選択において結婚・出産を望まない女性も一定数存在するようになった。では、現代人は何を求めて結婚・共生するのだろうか?また、その生活に必要なのは何だろうか?
新聞社による幾つかの調査では、結婚に経済的安定を求める声はいまだ根強い。一方で、様々な絆が無力化した現代において、情緒的な絆である「精神的連帯感」が求められている。経済的利益や損失、子育ての責任感に連帯を求めるのではなく、夫婦、カップルは精神的に支え合い理解し合うパートナーであれという考え方だ。私はこれを、精神における他者の受容であると考える。特に、家族の協働、夫婦で一緒に何かする時間が取りにくいライフスタイルでは、身体、空間を超えた精神の働きがパートナーシップの要になると言ってもよいだろう。
それと対をなすのが、身体感覚による受容である。授業では性的な絆として紹介されたが、重要なのは身体を相手に委ねられるか、また逆に無防備な相手を許容し包む事が出来るかだと考える。人によっては同じ空間にいるだけで充分かもしれないし、性よりもよりハードな痛みでなければ受け入れられたと感じられない人も居るだろう。身体感覚のスケールは人ごとに違うのだから、「性的な」と限定せず広い意味で「身体の」と表現するのが適当だと思う。性的な関係はもとより、嗅覚、味覚、聴覚など、相手を五感でとらえた時、自分がどのような感情を抱くのか。「○○だけど、そういうところが好ましい」「受け入れたい」という反応を出せるかどうか。身体の、無意識の反応による受容が必要な側面がある。
どちらにも、他者を受容する努力が求められる。ただし、努力の仕方を間違えてはいけない。従来は嫁が嫁ぎ先の環境に忍従する事で争いを避けてきたケースがほとんどだったが、それでは文化淘汰が生じるだけだ。受容は諦めではない。そもそも、太古の海で雌雄による生殖が主流になったのは、単性生殖による遺伝的な行き詰まりがあったからだ。2人分の遺伝子が受け継がれ新たな個性を持った人間が誕生するように、2つの文化の特徴を受け継いだ新たなその家独自の文化、家族の軸が誕生するのが理想である。
そのための具体的な方法として、お互いのことを知ろうとする事が挙げられる。相手がどんなふうに感じ、考えるのかをコミュニケーション能力を育てながら、共同作業や語らいの中で伝え合っていくのだ。この作業の中で成長した能力は、その後の人間関係全てに有効であろう。
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己
HN:
我丞
性別:
非公開
職業:
人の話きく人
自己紹介:
人間27年生。
セクマイ道7年生くらい?
心理臨床とセクマイと発達凸凹を応援するよ!
ここにあることばと存在が、私のプロダクト。
見て、わからないことは聞いて。
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