人の顔は知らないけれど

どうなんだろう、強烈電波氏が料理作ってるの見るの好きなのだそうだ。


さて今日は待ちに待ってない寮生一年親睦会の日。
当然俺は行くことを拒否した。
脊髄反射で断った。
理由はその場で考えた。
「千五百円が高い」というのは四分の三ほどの本心ではあるが。

　なぜ断ったのかなどと、どうにもややこしいことを聞いてくれるな。
あれは己の身体がそうしようと決めたことであって、我丞ごときにどうこうできるものではなかった。まぁ、そういうものだったということだ。別に、飲み放題で食べ放題の安い店だったら行く気がしないということをきにかけていたわけでは、断じてないと言い切れる。
　ただ、確かに俺は二十歳までは安酒を飲むつもりがない。

　そして今は番台に座って鳴らない電話を待っている。後ろで蚊取り線香がゆるゆると立ち上っているから、部屋に戻ったときに服を振り回しておけば虫除けの代わりになるに違いない。

　人間はどうして酒を飲みたがるのだろう。心がふわふわと軽くなると、本当のことが言いやすいからなのだろうか。お酒は楽しいのだろうか。お酒を飲んだらつらいことを全部ひっくるめて、一時なりとも忘れることができるのだろうか。それはきっと、日常の中に散らかっていく嫌な事をぬぐいとってくれるものなのだろう。良いものなのだろう。
　俺は知らない。

　でも、だからこそ俺は今のうちに、己に誓わせておきたい。
　辛いからといって享楽や快楽で忘れようとしない事を。
　
　それはどこか頑なで、迷信じみて、古臭く幼稚な考え。思いつきの範囲内のものと言われても反撃の手がない。だから反撃もなにもしない。丸腰でいい。自分が無い胸を張って言うことが出来るものがあるとすれば、自分が弱いということだけ。強くなりたくとも、強いということが明確でない以上自分は弱い。卑屈で、後ろ向きで、自己肯定の仕方に悩むことの無い暗さで、まぁその程度の人間でいい。まったくもってそれでいい。

ちょっと痛い話

俺の財布にイタイ話だっ！


ノートパソコン購入につき諭吉が羽を広げて飛んでゆきました。
先代が右矢印自動連打を開始したためです。私が悪いのであります知ってます。

もちろんこれで寮でもネットができます。
しかし

しかしですね、

時代の荒波にスズメのサンバを踊らされた気分なのです。

雨雲とともに

停滞の波が頭上はともかくとして八面六臂に浮かんでいるのは何故でしょう？
おかげでとってもとっても視界が悪いんだけどな？


さて、すいません。
“手紙”ほったらかして和物夫婦話書いてます。熟年じゃないし離婚しないしお子様もおっけーのギャグ話。なんていうか、こう、何、とんでもな事が起こっても日常の範囲内で片付けられる話が書きたくて。（要するに重い事を考えずに文章表現を追求したかったということで）
　おかげで会話のテンポだとかギャグだとか楽しい罵り方のレパートリーは着々と広がっております。
　本編は頭の中で培養中なのに後日談を先に書き始めるのは邪道な気がしなくもなかったり、実は蛇さん獣さんの道である事をわかっていながら、（そして読者の反応を鑑みるに茨の道ってこともわかっていながら、）それでも練習ぐらい気楽にさせてください、と土下座をしつつ蝸牛並みの猛スピードで進んでいます。前置き必要な話なので公開予定なし。

　そういえば、折り返し地点まで行って止まってる“手紙”郡、書き出す前にプロット建てといたのにどうして止まるんでしょう。別に止まったら首好きの誰かに殺されるとかそういう事は一切ないんですけれども、あれじゃん、連続して更新しないと読者に嫌われるって言うじゃん。（人並みに世間様の目など気にしてみたりみなかったり。）
　このまま続き書けなかったらどうしようか、まぁどうしようもないかそんときゃそんとき、と数行のうちに開き直れる程度なのできっと大丈夫です。時間とかエサとかあれば。


　そんなこんなで書き物の話。
（単なる愚痴ったれ謝罪文にすぎないのでは？）
（書く人にと見る人の独断とフィルターによるよ）

べつに？

　久しぶりにネット界に浮上してきたよ。
　
　暫く見ないうちに皆みくしぃの虜になっちゃって、お爺ちゃんはてめぇらをそんな風に育てた覚えがあったりなかったり。購買部にみくしい攻略本があったからはらりとめくってみたんだが、なんていうか、『毎日日記を書こう』とか『外部日記はよくないよ』とかそれはもう俺様絶対無理的な事が羅列してあったんで、旧知の皆様どんだけすばらしい忍耐力でネット生活送ってんだよ離れてわかるスバラシさってこれの事かと感じ入ってみたり。俺は情報管理の杜撰さがウリの、穴空き（むしろ主成分は穴）ブログが性に合っていると錆びだらけの扉で開き直ってみたり。
　あれだ、無駄にオープンマインドなんだ。出口に直通なんだ。

　日曜には例のごとく別宅に通ってきたぞ。気が楽だった。謝謝。醤油はもう少し少なくてもよかったかもな。それと、今度は俺にスバゲッティー作らせてくれ。トマト味にはしないから。
　話が逸れたがともかくも、月曜の空虚な人間関係に火曜の希薄な友達との会話。人間ってこれほどにも表面的、いや、体の表面どころか空気の端々にも触れないもんだったかあたりさわりなさすぎ。と俺の口約束並みに軽い友人関係の世界に帰着。それでも、ここから外に出て、俺はどうしたいというのか。外に出て別のダン箱に頭つっこみにいくだけなんじゃねぇの？って思うと、外に出て行って、今所属するところから抜けて行く意味があるのかどうか。
　今居る場所だってやってけるひとはやってるし、意味は見出せるのだろう。でも、俺が望むものがここにはまだ、見つからない。属する別のグループでは足手まといですらある。
　もし、居場所は自分で作る物だと言うのなら作ろうさ。一人で絵の具と文字と格闘するのさ。金銭的にも負担ゼロ、精神的には+に幾つも。授業でやってるフランス語を極めまくって4級とりにダッシュするのも良い。知ってるか？それぐらいあると仕事に結びつくんだとよ。心理学の怪しい本を片っ端から読みあさるのもまた一興。人間相手に喋ってるばかりが心理の探究とはかぎらねぇ。

　大学生活楽しいかって英語で聞かれて、そーそーとしか言えない浮き草のごとき程度。Why？って訊かれてもねぇ。人生の自分を解析する必要があるのかい？何故かってことに、逐一答えていくの？


　それで答えが出るならとっくに出口に着いてるよ。

せーけんーはーせーまいー

でも世界は広いと思っときたい。

寮内に凄いのが居た。
なんていうかもう、ぜんぜん電波が合わないっていうか、近寄るだけでこっちが危機感を覚える始末。本気であの人は何者なんだ。若い頃は呪を飛ばしまくって、今でも携帯電話を電波的魔境に日々追いやっている俺様であるというに、ああもう情けない。

一週間どころでなくネット生活からご無沙汰になっていたし、やっていることもなんだか“へたれかつ腐れ大学生でまるでモリミが書いたような人間”ぽいし。あ、非常勤楽士、もりみの走れメロス読んだぞ。芹名というやつは本当によくわからん男だな。（芽野はもうわかりやすくて言いようがないっていうか言い尽くされた感がある）


というわけでパソ室まで来るのめんどいからしばらくネット落ちるわ。