忍者ブログ

思考社

いんふるえんす我丞の情報発信基地。

[177]  [176]  [175]  [173]  [172]  [171]  [170]  [169]  [168]  [167]  [166

[PR]

2025/04/27 (Sun)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

人の顔は知らないけれど

2007/07/09 (Mon)

どうなんだろう、強烈電波氏が料理作ってるの見るの好きなのだそうだ。


さて今日は待ちに待ってない寮生一年親睦会の日。
当然俺は行くことを拒否した。
脊髄反射で断った。
理由はその場で考えた。
「千五百円が高い」というのは四分の三ほどの本心ではあるが。

 なぜ断ったのかなどと、どうにもややこしいことを聞いてくれるな。
あれは己の身体がそうしようと決めたことであって、我丞ごときにどうこうできるものではなかった。まぁ、そういうものだったということだ。別に、飲み放題で食べ放題の安い店だったら行く気がしないということをきにかけていたわけでは、断じてないと言い切れる。
 ただ、確かに俺は二十歳までは安酒を飲むつもりがない。

 そして今は番台に座って鳴らない電話を待っている。後ろで蚊取り線香がゆるゆると立ち上っているから、部屋に戻ったときに服を振り回しておけば虫除けの代わりになるに違いない。

 人間はどうして酒を飲みたがるのだろう。心がふわふわと軽くなると、本当のことが言いやすいからなのだろうか。お酒は楽しいのだろうか。お酒を飲んだらつらいことを全部ひっくるめて、一時なりとも忘れることができるのだろうか。それはきっと、日常の中に散らかっていく嫌な事をぬぐいとってくれるものなのだろう。良いものなのだろう。
 俺は知らない。

 でも、だからこそ俺は今のうちに、己に誓わせておきたい。
 辛いからといって享楽や快楽で忘れようとしない事を。
 
 それはどこか頑なで、迷信じみて、古臭く幼稚な考え。思いつきの範囲内のものと言われても反撃の手がない。だから反撃もなにもしない。丸腰でいい。自分が無い胸を張って言うことが出来るものがあるとすれば、自分が弱いということだけ。強くなりたくとも、強いということが明確でない以上自分は弱い。卑屈で、後ろ向きで、自己肯定の仕方に悩むことの無い暗さで、まぁその程度の人間でいい。まったくもってそれでいい。

PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする:

2kgで¥680 HOME ちょっと痛い話

ブログ内検索

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

HN:
我丞
性別:
非公開
職業:
人の話きく人
自己紹介:
人間27年生。
セクマイ道7年生くらい?
心理臨床とセクマイと発達凸凹を応援するよ!

ここにあることばと存在が、私のプロダクト。
見て、わからないことは聞いて。

無題(返信済)
(10/11)
もんもんもん(返信済)
(10/18)
(12/13)
(09/08)
(09/08)

Tamariba

Twitter

 



忍者ブログ [PR]
template by repe