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2025/04/27 (Sun)

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何かをする時に

2006/09/17 (Sun)

 今日は少し私的な話を。あまり思索的な話では無いけれど、聞いてくれるとうれしい。


 皆で何かをしよう!という時に、初めから最後まで何の問題もなく上手く終わる事はとても難しい。けれど、どれだけ話し合いが熱くなっても、その事が終われば、意見の食い違いによる禍根が残ったりしないようにしよう、そうなるように努力しよう、と思っていたんだ。

 けれど現実はそこまで甘くなかった。話し合い自体が出来ない、話し合う習慣が無い、一人ひとりが全く異なる条件を持ってその場に立っていた。一人ひとりの立ち方からして別々なんだという事を思い知った。その上でまとまらない意見を具体案に変えていかなきゃならないし、日にちが迫っていた。

 先にのべた努力の他にも、自分には他にもやらなくてはいけない事があったんだよ。
 生来の仕切り屋でもない自分が、統括力など微塵も無い自分が、小学校の白集団長を適当なままに終わらせた自分が、事もあろうがノリノリだった一日目に喫茶「花音」でいこうぜ甘味処ってしようぜって言った張本人。田舎臭い言葉でいうなら、言いだしっぺ。
 どうすんねん、おれ。
 収拾つけられるのか?その前に俺が真ん中に居るなんて思っちゃいけないよ。みんなが主役だよ。その為に考えて考えて考えて更に考えながら、周囲に心配かけるような言動をとらないようにしなきゃいけない。出来ないと思うな。水の中では、息をできなくなった者から死んでいくんだ。水の中で息が出来るようにならなきゃいけない。


 あの状況を過労というかどうかは知らない。けれど、「これが終わったら役目は終わりだ死んでもいい」くらいの意気でいた。仕事で疲れて帰ってくる親父の気持ちがよくわかった。語気が荒くなる理由が分かった。
 けれど、言いだしっぺの自分は、たとえ精神が崩壊してもできるところまでは暴れる精神と体の総てをセーブし続ける事を覚えなければいけない。
 どれだけ、荒れる精神波に他人を巻き込んだか知れない。

 ようやく終わってみれば、感動より先に、終わってほっとした涙が出そうになった。まだ後片付けが残っていたけれど。
 

 ばらばらだった意見は、ばらばらのままだったかもしれない。けれど、数日間の祭典を締め括るセレモニーで、自分は、一つの小さな光明を見つけたような気になったのだ。
 成し遂げる事は、出来るのだと。


 
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