正しく伝えることの難しさ

先日、こういうことがあった。



mameta227さんが、以下のようなツイートをしていた。

小中学生の養護教員の集まりでたが、小学生では性交はＮＧワード、中学生は「生殖のための性」（＆禁欲教育）しかやられてない。改めてドン引きした…。「性とはこどもを作るための…」「みんなは愛されて生まれてきた。みんなもやがて家族を作り…」っていう風だ。
4:04 PM Aug 19th

それを読んで、私は以下のようなツイートをした。

性を語りたがらない友達が小学校教員試験受けてる。応援迷う

4:34 PM Aug 19th



このツイートで、私は友達を傷つけたかもしれない。





友達、というのは140字に収める上のことで、本当は、私にとって大事な人である。
この人がいなくなったら、未来を生きていく展望が吹き飛んでしまうほど、大事な人。


「応援迷う」
たった一言。


それについてメールが来た後、こちらからのメールは送信できなくなった。
がっでむ。


自分がその人に与える影響は、たぶん小さくない。
見てると思わなかった、なんて言い訳はするまい。


ただ、140字に収められなかった、伝えなきゃならない大事な情報がある。

「大事な人に、教職員試験合格して、ゴールデンエイジを過ごしたと言う小学校の先生になってほしい。自分に自信をもって生きてほしい。笑ったり、怒ったり意地悪だったり、私が見てきた君は人間としてとても素敵な人で、こんな楽しい先生の生徒になれる小学生は幸せ者だ。君に幸せになってほしい」と。

大事な人が教職を目指すことについての意見、総括はこっちなのだ。
頭の回転が悪い私なんかより、よほど頭のいい、そして小学校に思い入れの強い君が先生になることに何の異論があろうか。適材適所にも程がある。


それに、人は成長するから。
「もしかしたら、いつか、性を教えることに、一定の理解を示してくれる日がくるかもしれない」
なんてことも思いながらツイートしていたんだよ。


・・・って。もし、今も卵の殻の中に私の声が届くなら、伝えたい。


ごめんね。ごめんねこんな人間でさ。


自分うざいなぁ。黙れよ。異性愛者のフリして、せめて友達とか親傷つけないように生きろよ。いいかげん解放してやれよ。
と、思いながら黙れない自分。
だって、してないかもしれない誤解も解けないまま、自分がどうしたら君を傷つけずに済むのかも知らないまま、可能性を閉ざすのは嫌だから。


そんなことを言い訳がましく考えて。

自分の意見を正しく伝えるって、なんて難しいのだろう。